3/31 スタァライト オーケストラライブ"Starry Konzert"
2018年度最後のライブは「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」オーケストラライブ“Starry Konzert”でした。
— アレ皇ハン (@magenta_navy) 2019年3月31日
思えば2018年度はスタァライトの年でした。「ミュージカル×アニメーションの二層展開式」というキャッチの思惑通りハマり、人生で初めて舞台へ足を運ぶ・10ヶ月経ってもまだ箱推しでいられる(幸せ!!!!!)など、未知の経験を新鮮にお届けしてくれるコンテンツでしたね。重宝重宝。
そんなスタァライトが今度はオーケストラを引っさげて来ると聞けば黙っていられない。
2018年度最後に舞台少女心得-幕間-に打ち克って、2019年度の快いスタートを切りましょう。
基本路線は2ndライブと同じ、だけど……
セトリは後述の通りで、レヴュー曲中心の構成でしたが、今回はオーケストラということもあり幾つか変化が。
1. より歌唱に特化した舞台装置
2ndライブと異なり、舞台はセンターに階段ステージがあるだけの簡素なもの。"レヴュー再演"のような激しい殺陣や立ち回りはせず、演者が歌唱と一挙手一投足に集中できるような環境でした。
あれほど動き倒した2ndですら、その圧倒的な音圧で単独トレンド入りを果たした富田麻帆(天堂真矢)がこんな舞台に立ったら………BDでもあの音圧魔人を余さず表現できるのか…………?
完全にコンダクターな真矢様の音ハメ振りだったり、『恋の魔球』でのまひるスキップだったり、『スタァライト』での華恋×ひかりの華麗なターンだったり、観客側もしっかり目が追いつくステージだったと思います。2ndはあまりに目が足らなかったので。
2. レヴュー間を彩るサントラ×オーケストラ
これ正直めちゃくちゃ嬉しかったですね。レヴュー曲を間髪入れずに投入していくのが2ndでしたが、今回はレヴューの合間に劇中BGMを演奏してくれました。
そしてバックスクリーンには前回同様、アニメの総集編風動画が。殺陣ありセリフありのレヴューメドレーも良かったですが、オーケストラで振り返る日常パートが間に挟まれると、気持ちがより九九組へと寄せられていくというか。前回とは全く異なる心持ちでレヴュー曲を迎えられました。
3. 新たな発見溢れるレヴュー
オーケストラと聞いて、なんとなく『Star Divine』だったり『星のダイアローグ』だったりは映えるかなぁと音楽素養のない自分は思ってましたが、色んな発見がありました。
『世界を灰にするまで』に仕込まれた二度の速度変化や、『The Star Knows』が数少ない全楽器登場曲であることなどなど、実際こうして聞いてみて初めて違った角度で楽しめるポイントが沢山ありました。『RE:CREATE』も『スタァライト』も、強いストリングスがこんなに映える曲だったんですね。
スペシャルモノローグBomb
今回幕間として第100回聖翔祭後の九九組ペア(トリオ)を描いた「スペシャルモノローグ」を演ってて、まぁその設定だけで十分に致死なんだけど、「モノローグ」って何??ダイアローグでなく??独白???一人???ははぁん二人で一人ってことか(スゥ みたいなお気持ちしか出てこなかった
— アレ皇ハン (@magenta_navy) 2019年3月31日
オーケストラで更に絢爛となった楽曲を堪能していたところ、暗転した舞台にマイクスタンドを置く黒子、そして映し出される「スペシャルモノローグ」の文字。
寝耳に水だったこの幕間、なんと第100回聖翔祭直後の九九組ペア(トリオ)を描いた小劇を、演者が台本片手にその場で演ってくれるというもの。こいつらやりやがりましたよ!またファンが一番望んでたことを平然とやりやがった!
ド緊張したまひるを間に挟み達成感を味わい、最後は仲良く3人で帰るまひかりかれも、アドリブを華麗にキメて第101回公演を目指すじゅんなななも、イチャコライチャコラしてベタベタベタベタしながら掃けていくふたかおもめちゃくちゃ良かったんですが、ちょっと真矢クロの話をさせて。いいよ。
あの真矢クロがジョークでやり取りしてるだけでも大事件なんですけど、天堂真矢は人生で数えるほどしかない(もしかしたら一度もない?)主役の座を譲るという経験をしたわけで。
そんな天堂真矢が「己の中の傲慢や、激昂や呪縛や逃避や嫉妬や絶望を自覚した」なんて言うわけですよ。役としてではなく自分の感情として糧にする。ほんとMéchant va!ですね……。
何より何より、「主役・天堂真矢の隣」ではなく、「天堂真矢の隣」にも変わらず西條クロディーヌは立ち続ける。なんていう構図がエモすぎて。あまりの煌めきに心の中の塔から数多のフローラが落ちていきました。親方!空から女の子が!!
ともかくアフレコのごとく演者さんに生でセリフを読んでもらう空間が贅沢でした。台本の持ち方ひとつ取ってもクセが出てるの良いですね。
その他諸々
・LVカメラを探せ!
→最近気づきつつある性癖。「ライブビューイングのみんなー!」でおなじみのシーンながら、個性が出る。こなれてるのは三森すずこ/相羽あいな。ただし小泉萌香が最強。
・佐藤日向「小泉萌香!!小泉萌香!!」
→ジェスチャークイズのお題で「テンパる」を演じる小泉萌香を見て。ナチュラル畜生ここに極まれり。
・「感情がナイアガラの滝」
→相羽あいな語録。舞台を愛してるのがとっても伝わるカテコ。
・Happy birthday! 岩田陽葵!
→4/3がお誕生日。お祝いする。はるちゃん泣く。百代も泣く。ぼくも泣く。
→#2を観た身としては「まひるの涙を拭うひかり」の構図が神々しすぎて………未来で繋がる者………
→恋の魔球ステップもはちゃめちゃ可愛くて、箱推しを破るとしたら岩田陽葵に堕ちたとき。危険因子。
・どうしても肉が食べたい小泉萌香vsどうしても肉は出せないSEスタッフ
— アレ皇ハン (@magenta_navy) 2019年3月31日
・相羽あいな「感情がナイアガラの滝」
・スキップバチかわ岩田陽葵
・スキップが一人怪しい伊藤彩沙
・どうしても恋の魔球に出たい富田麻帆
・「失敗も負けもない by 佐藤日向」
・岩田陽葵の涙を拭う三森すずこ概念
オーケストラという要素を取り入れつつ、1stライブのようなわちゃわちゃ感も残しつつ。#2も終わって次のスタァライトへ向かう過渡期に自分は立ち会っているのだと強く感じました。
@magenta_navy お前は何度舞台少女心得-幕間-で泣いたら気が済む?言え!!!
— アレ皇ハン (@magenta_navy) 2019年3月31日